東京の下町、京島に建つシェアハウスです。ここには元々金属加工の工場が立っていました。1階が工場、2階が住宅という、墨田区では典型的な住居併用の工場です。

生産拠点の海外移転、それに伴うコスト削減、そして将来事業を苦慮しての跡継ぎがいない問題などから、住居併用の町工場が少なくなっています。ここも工場をやめて10年たち、親族が土地建物を売却することになりました。

工場としてのスペースを確保することから間口よりも奥行きが長い敷地は、分割して戸建て住宅を建てるのは難しいことから、福祉施設、共同住宅、宿泊施設など、施設系の建物を検討することになりました。

この辺の、どういった、建物を計画するかという段階から設計者が企画し、事業計画を立て、福祉事業者、地域の地主の方々に提案をした結果、紆余曲折を経て、シェアハウスとして計画が始まりました。

  • 構造:鉄筋コンクリート5階建て
  • 敷地面積:192.19㎡(58.13坪)
  • 建築面積:99.82㎡(30.19坪)
  • 延べ面積:449.15㎡(135.86坪)
  • 坪単価:115万円/坪(施工床坪単価)

事業性を確保する形

外観
1階共用部
4階共用部
居室 ベッド代わりの小上がりは天然イグサの畳敷
スカイツリーを眺めながらジャグジー・ハンギングチェアを楽しむ屋上
約10トンの水を蓄える池