横浜リバーサイドマンション

狭小変形敷地の賃貸マンション
敷地は旧東海道の宿場町。北側の第1種住居地域による日影規制がかかることから形態への規制が厳しい立地である。この地でアパート経営をしてきたオーナーの要望により事業性確保のため最大限の貸室面積を確保をするとともに、地域のシンボルとなり地域に開放されたデザインを心がけた。

地域への配慮
外観はエレベーターシャフトの形を調整しデザインの要素とした。法と条例の制約を受ける階段形状もデザイン要素として利用している。また、1階入り口まわりは木製の格子によるやわらかさ、開放性、川沿いの夜道を照らす光を感じるたたずまいとし、地域に開放したイメージを提供している。

設備を集約しメンテナンスをしやすく
給湯器、消防設備、給排水管等は階段横のオレンジ色の扉内に集約し、見た目のスッキリ感とメンテナンスのしやすさに配慮した。
建築概要
建設地    :横浜市神奈川区
敷地面積  :97u(29.3坪)
構造     :地上8階
規模     :鉄筋コンクリート造
施工面積  :378u(114.3坪)
工期     :2007年6月〜2008年7月(内3ヶ月休止)
構造設計  :梅沢建築構造事務所
施工     :関工務店

外観

夜景

元のアパート

入り口周り

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