地中熱を利用したクリエイティブ系シェアハウス/Creative share house using geothermal heat

京島ゆずテラス

ゆっくり不動産さんにyoutubeで動画紹介していただいております。是非、ご覧ください。

東京の下町、京島に建つシェアハウスです。ここには元々金属加工の工場が立っていました。1階が工場、2階が住宅という、墨田区では典型的な住居併用の工場です。

生産拠点の海外移転、それに伴うコスト削減、そして将来事業を苦慮しての跡継ぎがいない問題などから、住居併用の町工場が少なくなっています。ここも工場をやめて10年たち、親族が土地建物を売却することになりました。

工場としてのスペースを確保することから間口よりも奥行きが長い敷地は、分割して戸建て住宅を建てるのは難しいことから、福祉施設、共同住宅、宿泊施設など、施設系の建物を検討することになりました。

これらの内、どういった建物を計画するかという段階から設計者が事業計画を立て、福祉事業者、地域の地主の方々に提案をした結果、紆余曲折を経て、シェアハウスとして計画が始まりました。

竣工後は満室で稼働しており、計画通り、資産形成の役割を果たしています

  • 構造:鉄筋コンクリート5階建て
  • 敷地面積:192.19㎡(58.13坪)
  • 建築面積:99.82㎡(30.19坪)
  • 延べ面積:449.15㎡(135.86坪)
  • 坪単価:115万円/坪(施工床坪単価)
  • 完成:2020年3月
  • 冷暖房:地中熱利用放射冷暖房、エアコン

ゆとりを感じるシェアハウスの暮らし

広い空を感じて楽しむ休日のバーベキュー
「ゆずテラス」名前の由来、ゆずの木
もぎたてゆずサワーはホント美味です。ゆずテラスの特建?!
ゆずの木のあるシェアハウス
下町、千鳥模様の行燈
入口まわり
1階共用部 思い思いに在宅ワークや息抜き
ワークスペース 在宅ワークのスペースに最適
4階共用部からスカイツリーを眺める日常
居室 ベッド代わりの小上がりは天然イグサの畳敷
スカイツリーを眺めながらジャグジー・ハンギングチェアを楽しむ屋上
ハンギングチェアからの眺め
ジャグジーからきれいな景観が見えるよう手摺の中間部材にワイヤーを使用
東京タワーとスカイツリーのある夜景を見ながら落ち着いた時間を過ごします
ユラユラゆれて快適!ハンギングチェア
約10トンの水を貯える池。災害時の水を確保しています
各階に洗面スペース(4階は2ヵ所)あり。混みあうことなくゆっくり使えます
シャワーは4ヶ所
1階キッチンにあるカウンター
1・2階平面
3・4階平面
屋上平面・写真 ジャグジーに浸かって絶景を楽しんだり、ハンギングチェアーで寛いだり
立地は、東京の典型的な下町墨田区京島。さて「ゆずテラス」はどこでしょう?

TBSさんのテレビ番組「教えてもらう前と後」に取材していただきました。2021.2.9