ちょい旅 長浜・彦根・近江八幡・名古屋

今回のちょい旅は、滋賀県と愛知県です。一般的な地域区分では、滋賀県は関西地方、愛知県は中部地方ですが、滋賀と愛知はお隣の県になります。

1日目:東京→長浜→彦根

2日目:彦根→近江八幡→名古屋

3日目:名古屋→東京

まずは一日目は、東京駅から新幹線に乗り、滋賀県の米原に向かいます。新幹線には新橋駅からの方が乗り換えが少なく便利なのですが、東京駅で好みの駅弁を買って車窓を見ながら向かおうと思い、わざわざ東京を出発地としました。お目当ては厚岸の「氏家かきめし」。ところが、駅弁を売っているところを見つけられず、やむなくシュウマイ弁当を買ってしまった。これはこれでおいしかったのだが、因みに、各地の名物駅弁と売っているのは、東京駅改札内1階の中央通路の「駅弁屋 祭」でした。調査不足が悔やまれます。

東京発の新幹線で食べる駅弁は崎陽軒のシウマイ弁当にしました
崎陽軒のシウマイ弁当 900円

新幹線に乗ること2時間10分。米原到着、更に在来線で10分程度で長浜へ到着、長浜では、古い町並みが残る「黒壁スクエア」を散策、骨とう品屋や、滋賀県初の学校「開智学校」、国内に現存する最古の駅舎「長浜鉄道スクエア」、フィギャアの「海洋堂ミュージアム」など、見所がたくさん。食事処は、長浜名物のっぺいうどんの「茂美志や」などを尋ねました。

滋賀県長浜にある滋賀県初の学校、開智学校
滋賀県初の学校「開智学校」
滋賀県長浜、黒壁スクエアの安藤家
古い町並み
滋賀県長浜の黒壁スクエアにあった骨董屋
見ていて飽きない骨董屋
滋賀県長浜黒壁スクエア
黒壁スクエア

黒壁スクエアの商店街で、関東ではあまり見たことがないお菓子があったのでお土産に買いました

花あわ雪
「花あわ雪」カラフルな見た目につい手が伸びました

「花あわ雪」長浜の地元のものと思いきや島根県で作られたものでした

長浜名物萬興の生姜糖
「萬興の生姜飴」ノスタルジックな外観につい手が伸びました

「萬興の生姜飴」裏を見ると創業明治3年と書いてあります。お菓子なのか怪しい薬なのか不明のパッケージ、味は、機会があればお試しください。

滋賀県長浜名物「茂美志や」のっぺいうどん
のっぺいうどんの「茂美志や」建物も古くて良い感じ
滋賀県長浜名物「茂美志や」のっぺいうどん
私(右)が食べているのが名物のっぺいうどん、次男はにしんそば
長浜の海洋堂フィギュアミュージアム
海洋堂フィギュアミュージアム

一日目は、長浜観光から、宿泊地の彦根に移動、実は、夕方に彦根城に行こうと思っていたが、疲れを感じ、彦根城攻略は翌日にして、この日は、ホテルで自転車を借りて、、彦根の堀沿いの桜を見ながら琵琶湖の夕陽を眺めるために琵琶湖に向かいました。

二日目、彦根城に向かいます。彦根城は、井伊直政が関ケ原の合戦の功績を認められ徳川家康より、ここを井伊家の城とすることを許されたとのことで、1603年に直政の息子が今の形に整備したものが現存しているという貴重なお城です。

日本各地にお城はありますが、当時の姿をそのまま残しているお城は意外と少なく、この彦根城もその中の一つで、世界遺産登録を目指していると、町のアチコチに書いてありました。

彦根城の天秤門
左右の石組みが違う「天秤門」
彦根城とひこにゃん
おなじみヒコニャンと「天守閣」
彦根城の天守閣から琵琶湖を臨む
天守から琵琶湖が良く見える
彦根城の鉄砲狭間
ここから鉄砲を撃つが、外壁側は塗りこめれれていて見えない
彦根城天守の入り口は大砲でも壊れない扉
天守閣の入り口の扉。「大砲でも壊れない」

二日目の午後は、彦根から電車で20分程の近江八幡へ移動。ここは、建築家のヴォ―リスの活動の拠点であることから、さぞかし、ヴォ―リスばかりがあるかと思いきや、いろいろな点で、自分の思い込みが打ち砕かれました。ヴォ―リス記念館は月曜が休館ということで、火曜日に訪れたのですが、現地についてみると、予約しなければ入ることはできないことを知り、玄関前で電話をし、2時間後に改めて訪れることにしました。

2時間後に訪れると、係の女性がビデオをつけてくれ、見終わると、元ヴォーリズ事務所の所員だったという恒例の男性が、ヴォーリズについてたくさんのことを語ってくれました。

まず、ヴォーリズの建築家像が、自分がおもっていたのとは違いました。ヴォ―リスが日本で相談にのった建築は3000を超える数だったとのことですが、一建築課がこれほどの数のプロジェクトにかかわることがまずもって、難しいということもありますが、ヴォ―リスはそれほど建築の勉強をしていたわけではなく、アメリカの大学で少しは勉強したようですが、途中で、地元のYMCAの活動を通してキリスト教の布教に関心を持ち、建築の勉強を辞め日本に来たようです。つまり、建築の勉強を最後までやったわけでもなく、どこかの事務所で修行したわけでもないのです。

では、何故、そのようなヴォ―リスが、国内にこれほどまでも設計事例を残せたのか?実際の設計事務所での役割は詳しくはわかりませんが、30~40人ほどのスタッフが、ヴォ―リスがアメリカから取り寄せた書物などを見ながら図面を書いて、金物やパーツを取り寄せ実現していったのではないでしょうか?

ヴォーリズは、交渉力に長け、人の信頼を得るのが得意だったようで、あらゆる場面で、クライアントやビジネス上のパートナー、私生活上の重要な関係者と信頼関係を積み上げていたようです。そういった意味では、きわめて優秀な建築家だったのかもしれません。これは、自分にとっても目からうろこなお話を聞かせていただいたと思います。

ヴォ―リスが晩年過ごした建物がヴォ―リス記念館になっている
ヴォ―リス記念館

さて、改めてヴォーリズ記念館に来るまでの2時間、近江八幡を散策することになりましたが、実は、近江八幡は、一般の人にとってはヴォーリズよりも、水路の町として超有名な観光地であることを、恥ずかしいですが、2時間の散策の1時間を経過した時に初めて知りました。

近江八幡は豊臣秀吉の甥(秀吉の姉の長男)豊臣秀次が築いた城下町で、いわゆる近江商人の発祥の地です。

近世の風情が残る八幡堀沿いの町並みや日牟禮八幡宮(ひむれはちまんぐう)境内地は近江八幡市八幡伝統的建造物群保存地区として、国の重要伝統的建造物保存地区に選定されmした。

また、堀の景観とは別に、水郷地域は景観法の景観計画地域の適用第1号に指定され、2006年には「近江八幡の水郷」として重要文化的景観の第1号に選定されました。

八幡堀について

近江八幡の堀
遊歩道のと堀は歩いていて気持ちが良い
近江八幡の堀
橋詰めの桜が見事です
近江八幡の堀
建物へのアクセスは道路側と堀からとだったのでしょうか
水があると何気なく心地よい
近江八幡の堀と桜
ちょうど、桜の季節でした。また行きたい
近江八幡たねやのつぶら餅で小休止
たねやのつぶら餅、経木のお皿もかわいい

因みな話、たねやは、建築も面白いです。近江八幡の別の店舗「La collina 2017」時間があったら行ってみたかったです。

名古屋のBUCYO COFFEE
名古屋の朝はモーニングセット
小倉モーニング750円
東海道の様子が残る有松町並み保存地区
有松町並み保存地区には、東海道が残っています
街道沿いの家を後ろから見ると庭がある
街道沿いの町家を後ろから見てみました
ニンニクがゴロゴロ入ったベトコンラーメン
ベトコンラーメン、これはスゴイ!

名古屋駅からタクシーに乗って久屋栄通公園へ、札幌の大通り公園と似ているイメージから、地下鉄で一駅くらいかと思いタクシーに乗ったが、意外と距離がありました。地下鉄の駅で2つ分(ちなみに札幌駅から大通公園は地下鉄で一駅)。タクシーの運転手さんに「オアシス21まで」と伝えると、「お客さん地元の人じゃにゃーわな?」「どうして?」「地元の人はオアシスなんていかんよ」とのこと。喋っていると河村市長と話しているような気分になる運転手さんでした。降りるとき5000縁を出したら、お釣りを8,600円くれるような気の良い方でした

オアシス21と名古屋テレビ塔
オアシス21 天空に浮かぶガラスと水の屋根
オアシス21を下から見上げる
空を歩く人
オアシス21は地価へ光と風を取り込む環境装置となっている
巨大なサンクンガーデン、地下に風と光を導いている
旅の終わりの新幹線でのプチ酒盛り
帰りの新幹線は当然、こうなります(^^♪

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